中1生のクラス開講

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考え

THOUGHTS

7月から中1クラス
本格START!


上の表は、5年前と現在の英語の教科書において、どの単元で何を学ぶかを比較したものです。
ピンク色の部分は現在の教科書のUnit 1、黄色はUnit 2、緑色は今の教科書にしかない新しい内容を示しています。
 
一般的に中学1年生は1学期の間にUnit 2か3までを学習することになりますが、現在の教科書ではUnit 1でつまずいてしまうと、その後の学習内容がほとんど理解できないという構造になっています。
 
その大きな原因は、Unit 1の段階で「be動詞」と「一般動詞」という2つの文法ルールを同時に学ぶ構成になっていることです。
 
5年前の教科書では、まずUnit 1と2でbe動詞の文法をしっかり学び、その後Unit 3で初めて一般動詞の文法に進む、というように、段階を踏んだ学び方がなされていました。
それでも、英語に苦手意識を持つ生徒はbe動詞と一般動詞の使い分けができないことが多く、中学2・3年で塾に来る子の多くが、その基本が曖昧なままになっているのが実情です。
 
それが今は、たとえるなら、初めて足し算を学ぶ子どもに、同時に掛け算まで教えているようなものです。
ルールが異なる2つの考え方を、同時に理解しなければならないため、学び始めたばかりの生徒にとっては非常に混乱しやすい内容です。
 
このハードルを乗り越えられるのは、もともと理解力の高い子か、事前に塾などで1つずつ丁寧に習っていた子に限られるのが現実です。
つまり、現時点で塾に通っていない生徒が英語につまずいているのは、むしろ自然なことなのです。
 
そこで、もしご不安を感じているようでしたら、桜塾で7月からスタートする中1の授業をご検討いただければと思います。
実は、もともと中1クラスは存在していたのですが、ご家庭のご事情により通塾が難しくなったことで一度クラスが閉講となりました。それにともなって、継続的な募集を止めて、7月から正式に再始動することに決定しました。
 
このタイミングで新たにクラスを開講する理由は、すでに授業が進んでいるクラスに無理に途中から加わるよりも、最初から足並みをそろえて学び直すほうが、理解の定着において圧倒的に有利だからです。
 
7月スタートのクラスなら、全員が同じ地点からのスタートになります。英語に苦手意識がある子でも、be動詞と一般動詞のルールを一つひとつ整理しながら、ゼロから積み上げていくことができます。
もちろん数学など他の教科についても同じです。
 
とはいえ、このクラスの存在をまだ知らず、夏期講習になってから申しもうと考えているご家庭もあるかもしれません。
そうした方もスムーズに合流できるよう、7月の前半は、基礎を固めるための“準備トレーニング”を実施し、後半の夏期講習から本格的に文法や読解の内容に踏み込む構成にしています。
 
また、「7月まで待ちきれない」「期末テストが不安」という方は、6月中に塾長による個別指導を受けることも可能です。苦手の芽を今のうちに丁寧に取り除いておくことで、夏以降の伸びがまったく違ってきます。
 
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。